寝ている間に近視が治る「Ortho-Keratorogy」とは?
「オルソケラトロジー」とは、個々の角膜の形状や近視度数に合わせた特殊なレンズを夜寝る前に装用して眠ると、朝起きた時には近視が矯正されて、日中は裸眼で生活できるという最新の治療法です。
特に10代のお子さん方には、早い時期から効果が得られる、非常に有効な治療法です。
当クリニックでは、オルソケラトロジーを積極的に導入しております。
あなたもオルソケラトロジーがどんなものかを、体験してみませんか?その効果は短期間でも現れます。
こんな人にオススメします
- コンタクトやメガネをかけたくない方(コンタクトをしていると目が充血したり、乾燥したりする。目にほこりが入って痛い。メガネがうっとうしい。)
- 子供さんでメガネをかけたくない方
- 野球やサッカーのような激しいスポーツをしている方
- とにかく裸眼で生活したい方
- 職業上または資格取得のために裸眼視力が必要な方(パイロット、消防士、スチュワーデス、警察官、学校の先生、プロゴルファーなど)
- 目が悪くて、肩こりや目の疲れがひどい方
よくある質問
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Q1
- 治療効果はどのくらいで得られるのですか?
- 個人差はありますが、一回の装着で翌日の昼ごろまで効果が得られ、一週間もすれば終日裸眼で生活できるようになります。1ケ月ほど毎日装着することで、視力回復時間が延長してきます。
2~3ケ月後には週に2~3回の装着で視力が維持できるようになります。
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Q2
- 効果があらわれないこともあるのですか?
- どんなに強い近視の方でも、高齢者の方でも効果は必ずあらわれます。
ただし、近眼は軽減しても視力にそれが十分に反映されるとは限りません。治療開始前のカウンセリングで、どの程度まで近視が軽減するかを説明し、納得していただいてから治療を開始します。
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Q3
- 子供にも大丈夫ですか?
- 子供は、新陳代謝が活発で、柔らかい角膜をもっているので、非常に優れた効果を発揮します。近視進行の抑制効果があるといわれているため、仮性近視や近視が進み出した学童期の子供には、おすすめです。
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Q4
- 費用はどれくらいかかるのですか?
- 1DAYタイプの使い捨てコンタクトを使い続けるよりは経済的です。
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Q5
- 痛みなどはありませんか?
- オルソケラトロジーは眼科の先生による管理(定期的な検査や診察)の下に行われます。そういった意味でも、従来の昼間装用ハードやソフトコンタクトレンズと代わりありません。ただし、しっかりと手入れすることは大切です。夜間、目を閉じた状態で装用しているので、ドライアイなどの方でもあまり痛くなく装用可能です。
手術の方法
夜寝る前にレンズを装用します。
就眠前に角膜にクセをつけている状態です。このコンタクトはとても高度な酸素透過性なので、角膜に対するストレスや刺激、痛みが少ないのも特徴です。
翌朝レンズを外せば、クセを維持して日中は裸眼で生活できます。
オルソケラトロジーのデメリット
- 強度な近視と強度な乱視の方には不向きです。
- 遠視の矯正ができません。
- 治療費が高くなります。
- 度数によっては、安定した視力が得られるまでに時間がかかることがあります。
- 装着の仕方により視力が安定しないことがあります。
- 夜間など暗い所では光が滲んで見えることがあります。
- 年配の方は近くが見えにくくなる場合があります。
- 妊娠中や授乳期の方は不向きです。
- その他、以下のような目疾患のある方には不向きです。強度なドライアイ・強度なアレルギー・円錐角膜・眼底障害など。